2012年09月07日

抱っこのしすぎで腱鞘炎



ドゥケルバン病(手首腱鞘炎)


32歳  女性 ドゥケルバン病(手首の腱鞘炎)

9月の初め頃から左手首の親指から前腕にかけて痛くなった。
子供がまだ小さい為、抱っこしてから痛みが出たようだ。
病院に行っても、どうせ湿布か塗り薬だけだろうと思い、
治療はしていないとのこと。

親指を少し前後に動かしただけで痛みが出る、床に手を着くことが出来ない。
手首がうずいて寝れない。診たところ重症のドゥケルバンです。

ドゥケルバンの治療で一番大事なことは、正確に圧痛ポイントを見つけることです。
それによって、治療するポイントが変わるからです。

当院のドゥケルバンの治療は患部には一切触りません。
患部の圧痛ポイントは母指球部や橈骨茎状突起部
(ほとんどがココ)になります。
この患部の連動部位(4~5個)を緩めていけば痛みは消失します。

この場合、繊細な指の使いで筋肉を緩めることが大事です。

今回のケースは3回の治療で床に手をつけても痛みは出ませんでした。
夜間痛も消失しました。

ドゥケルバン病は使いすぎが原因で、指を酷使する職業の人によく認められます。
中には妊娠や出産をきっかけとして発生することもあります。
短母指伸筋腱と長母指外転筋腱が橈骨茎状突起付近で狭窄された状態です。
腱鞘にて圧迫されています。


子供を預けなければ来院できないため、頻繁に治療ができません。
その間、痛みが戻る場合がありますので、現在も継続しての治療を行っています。
田中整骨院&スポーツ研究所
交通事故専門治療院
九州で唯一の尾骨専門の整骨院/長崎




Posted by 田中整骨院 at 16:09│Comments(0)
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