2012年09月07日

ソフトボールで手首を痛める


ドゥケルバン病


24歳 男性

3日前から特に右手首が痛くなった。底屈、背屈、回外が全く動かない。
親指を少し動かしただけで激痛が走る。前腕はパンパンに緊張し、腫れも認める。
重症の腱鞘炎とドゥケルバン病である。

ソフトボールチームのピッチャーをしており最近変化球を多投したとのこと。それと何チームを掛け持ちして練習しているらしい。

原因は投げすぎと疲労である。

初回は前腕筋を緩めることを徹底した。それでもなかなか緩まなかった。
ドゥケルバンは母指球とその周辺を指撫法と○○法で緩める。

3回目、少しずつ動きが滑らかになってきた。軽い動作法もできる。

5回目、底屈、背屈の痛みは消失したが、回外痛はまだ残る。

6回目、軽いピッチングならOK!変化球は投げていない。

7回目、試合で3回投げたけど、痛みはない。

8回目、変化球に影響のあるドゥケルバンも大丈夫なので治療は終了した。

いくらソフトボールが好きでも毎日の練習ではやり過ぎです。ほどほどにして下さいね。

練習後のこまめなケアが必要です。アイシング、ストレッチなど自分でできることから始めましょう。
田中整骨院&スポーツ研究所
交通事故専門治療院
九州で唯一の尾骨専門の整骨院/長崎





Posted by 田中整骨院 at 15:00│Comments(0)
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